ページの先頭です。 メニューを飛ばして本文へ
現在地 トップページ > 津幡町観光協会 > 椀かせの穴

本文

椀かせの穴

ページID:0006448 更新日:2025年2月26日更新 印刷ページ表示

谷内石山遺跡がある津幡町英田(あがた)地区の谷内(やち)区には、古くから伝わる伝説「椀かせの穴」の洞穴が残っています。
その昔、村人がお祭りや結婚式、葬式などでご膳やお椀が必要な時に、前の日の夕方にこの穴にお願いしておくと、その次の日、必ずお願いした通りに穴の前に出してありました。ある時、悪い人がいて、ご膳やお椀を使った後に約束通り返さなかったので、その後、誰が頼んでも貸してもらえなくなりました(英田地区の伝説「椀かせの穴」の話より引用)。
河合谷地区の瓜生(うりゅう)区や倶利伽羅地区の大窪区にも、同様の伝説が残っています。
谷内石山遺跡からは、幅20〜30センチの溝が平行して10数本見つかり、奈良時代後半から平安時代前期の土器が出土しています。