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歴史国道「北陸道」の難所の1つである「前坂」を抜けて、さらに先を進むと、街道は尾根に沿って伸びています。城ヶ峰(じょうがみね)とも呼ばれる龍ヶ峰(りゅうがみね=標高194メートル)から400メートル余り西に、「一騎打ち跡」と呼ばれる道幅が狭まったところがあります。 右手が急傾斜の深い谷であるこの場所は、敵の大軍が一気に攻め込めないように、騎馬1頭しか通れない加賀藩の戦略上の要所であったといわれています。地名の由来になった一騎しか通れない道は、明治初期にその幅が広げられたそうです。