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湯座屋「兼平の湯」

ページID:0006287 更新日:2025年2月25日更新 印刷ページ表示

津幡町倶利伽羅地区の九折(つづらおり)区に、かつて「兼平の湯(かねひらのゆ)」と呼ばれる湯座屋(ゆざや=共同浴場)がありました。1183(寿永2)年の倶利伽羅源平合戦の時、矢傷(やきず)を負った源氏の武将、今井四郎兼平(いまい・しろう・かねひら)がこの天然の湯水で傷を治したと伝えられています。
湯座屋は倶利伽羅峠を越える旅人が、旅の疲れを癒(いや)す憩いの場となっていました。しかし、昭和50年代に、度重なる土砂崩れによって埋没してしまいました。
倶利伽羅峠の中腹に位置する同集落には、九折芸能太鼓「源氏太鼓」が継承され、同地区で毎年旧盆に開催される「寺尾夏祭り」で披露されます。