笠野神社のヤブツバキ

ヤブツバキの巨樹が茂る「笠野神社」

ヤブツバキの巨樹が茂る「笠野神社」

 津幡町笠谷地区の笠池ケ原(かさいけがはら)区に、ヤブツバキの巨木で有名な笠野神社があります。同神社の祭神は、手力雄命(たぢからおのみこと)です。昔から笠野郷18カ村の惣社として、旧笠谷村の中心的神社として崇敬されてきました。
 集落東南部の「ミヤノシロ」と呼ばれる高地にあり、その下方の「イケノクボノツツミ」と呼ばれるため池は、同神社の御手洗池(みたらしいけ)だったと伝えられています。地名の「笠池ケ原」は、このため池が笠のような丸い形をしていることから、そう呼ばれるようになりました。津幡町史によると、その昔、この池には大きなメダカがいて、眼の悪い人が食べると治るといわれています。
 同神社の境内には、ヤブツバキの巨樹があります。高さ7メートル、幹周り2.3メートルを誇り、県内第1位にランクされています。ここのツバキは大昔、この地を覆っていた原生林の一種です。

所在地 〒929-0402 石川県河北郡津幡町字笠池ケ原ト137
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アクセス 津幡町市街地から県道218号線を鳥越方面に進みます。鳥越、蓮花寺、鳥屋尾の集落を過ぎると、右側に「蓮如上人お手植えのイチョウ」の案内板が立つY字路に出ます。そこを右折し、坂道を上っていくと、笠池ケ原に着きます。集落を左手に見下ろしながら進むと、右手に「笠野神社」の参道に続く急な階段が見えます。



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