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森林を歩いて、木々の香りや小鳥のさえずり、木漏れ日の光などを感じ心身ともにさわやかな気分になることを森林浴といいます。
植物から発散されるフィトンチッドが空気を浄化して、その成分が人間の身体に良い効果をもたらします。
森林セラピーとは、科学的な証拠に裏付けされた森林浴のことです。森を楽しみながら、心と身体の健康維持・増進、病気の予防を行うことを目指します。森林の散策やリラクゼーションプログラムを通じて、一歩進んだ森林浴を体感してみませんか。
森林浴効果を専門家が医学的・科学的に計測、評価し、また関連施設等の自然・社会条件が一定の水準で整備されている地域のことです。
石川県森林公園は、2013年3月に津幡町・里山の森と湖「石川県森林公園」として、森林セラピー基地に認定されました。
森林セラピーについてもっと知る(外部リンク)<外部リンク>
身体の外部環境を感じ取る、嗅覚・視覚・触覚・聴覚・味覚の5つの感覚のことを五感と言います。
森林は五感を使う絶好の場所です。
嗅覚 | 視覚 | 触覚 | 聴覚 | 味覚 |
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ヒノキ、杉などの木の香りや花の香りは、嗅覚に働きかけ気持ちがリラックスします。 | 森の景観や新緑、紅葉などの風景を見ることで気持ちがリフレッシュします。 | 散策路の踏み心地や樹木などの手触りが心地よい刺激として脳に伝わります。 | 小鳥のさえずり、葉のそよぐ音などの自然音は気持ちをリラックスさせます。 | 新鮮な森の空気を味わうのも味覚です。胸いっぱい味わってください。 |
「森林浴」効果は、今まで感覚的にしか語られてきませんでしたが、生理実験により医学的・科学的にその効果が証明されました。
人類は長い間自然の中で生活をしてきました。人工的な環境より森林の中で、気持ちがリラックスすることは人類の歴史からも自然なことなのです。
・ストレスホルモンが減少する
・リラックスした状態になる
・血圧や脈拍数が低下する
・緊張を和らげる
・抗がんタンパク質が増加する
・NK活性が上昇し免疫機能を高める