本文
農業・農地・農村に関する各種お知らせ
道路に泥を落とさないように注意しましょう
トラクター、田植機、コンバイン等を使用した農作業後に田や畑から公道へ出る際には、必ず泥を落としてから走行するようお願いいたします。
車道や歩道に落ちた泥のかたまりは、自動車だけではなく、歩行者、バイク、自転車、車いすなどの通行の妨げになり、大変危険です。
環境美化と交通安全のため、道路に泥を落とさないように注意しましょう。
やむを得ず道路を汚してしまった場合には、速やかに泥の除去・清掃をしていただきますよう、お願いいたします。
道路利用者が安全に走行できるように心がけましょう。
なお、作業の状況や移動の工程などにより除去や清掃がすぐに出来ない場合もあります。
付近にお住まいの方で、大きな泥の塊が落ちているなど気がついた方は、道路脇への移動や道路清掃のお手伝いなどに御協力をいただき、住み良い地域づくりへのご理解をお願いいたします。
ダニに注意しましょう
山や草むらでの野外活動の際は、ダニに注意しましょう。
春から秋にかけてキャンプ、ハイキング、農作業など、山や草むらで活動する機会が多くなる季節です。野山に生息するダニに咬まれることで、重症熱性血小板減少症候群(SFTS)、ダニ媒介脳炎、日本紅斑熱、つつが虫病、ライム病などに感染することがあります。
ダニに咬まれないためのポイント
- 肌の露出を少なくする帽子、手袋を着用し、首にタオルを巻く
- 長袖・長ズボン・登山用スパッツ等を着用するシャツの裾はズボンの中に、ズボンの裾は、靴下や長靴の中
- 足を完全に覆う靴を履くサンダル等は避ける
- 明るい色の服を着る(マダニを目視で確認しやすくするため)
ダニに咬まれた時の対処法
無理に引き抜こうとせず、医療機関(皮膚科など)で処置をしてもらいましょう。
マダニに咬まれた後、数週間程度は体調の変化に注意をし、発熱等の症状が認められた場合は医療機関で診察を受けてください。
関連リンク
ダニ媒介感染症について(厚生労働省のホームページ)<外部リンク>
有毒植物による食中毒に気を付けましょう
国内にて、山菜狩りなどで誤って有毒な野草を採取し、食べたことにより、食中毒が発生しています。また、観賞用の植物を自家栽培の野菜と誤って食べたことによる食中毒も発生しています。
食べられる種類かどうかよくわからない植物は、絶対に「採らない!」「食べない!」「売らない!」「人にあげない!」ことを守りましょう。
関連リンク
- 自然毒のリスクプロファイル(厚生労働省のホームページ)<外部リンク>
- 有毒植物による食中毒に注意しましょう(厚生労働省のホームページ)<外部リンク>
農作業中の熱中症に気を付ましょう
農作業中の熱中症による死亡者数は、例年7、8月に70~80代の方が屋外作業を行うときに集中して発生し、ビニールハウス内での作業中に熱中症による死亡事故も発生しています。
農業従事者の中には熱中症の具体的な症状が分からず、知らず知らずに熱中症にかかっている方が多くいます。特に高齢農業従事者は発汗量が多く脱水しやすいため、こまめな水分と塩分の補給や休憩を周囲の方が協力して声かけを行う等、重点的な対策が必要です。
農作業に限ったことではありませんが、気温などの状況や、自分や周囲の人の体調に気にかけて異変が起きる前の行動が重要です。
下記事項をご覧いただき熱中症予防に取り組みましょう。
夏の農作業で心がけること
- 日中の気温の高い時間帯を外して作業を行いましょう。特に70歳以上の方は、のどの渇きや気温の上昇を感じづらくなるので、高温時の作業は極力避けましょう。
- 作業前・作業後の水分補給、こまめな休憩をとりましょう。のどが乾いていなくても20分おきに休憩し、毎回コップ1〜2杯以上を目安に水分補給しましょう。足がつったり、筋肉がピクピクする症状がみられたら、0.1〜0.2%程度の食塩水(1Lの水に1〜2gの食塩)、スポーツ飲料、塩分補給用タブレットを摂取しましょう。休憩時は日陰等の涼しい場所で休憩し、作業着を脱ぎ、手足を露出して体温を下げましょう。
- 熱中症予防グッズを活用しましょう。屋外では帽子、吸汗速乾性素材の衣服、屋内では送風機やスポットクーラーなどを活用しましょう。
- 単独作業を避けましょう。作業は2人以上で行うか、時間を決めて水分・塩分補給の声かけを行うなど、定期的に異常がないか確認し合うようにしましょう。
- 高温多湿の環境を避けましょう。暑さ指数計、温度計、湿度計で、作業環境を確認しましょう。作業場所には、日よけを設ける等できるだけ日陰で作業をするようにしましょう。特にビニールハウス等の施設内は風通しが悪く、早い時期、早い時間から暑さ指数が高くなるため、風通しを良くしたり断熱材を活用しましょう。
熱中症が疑われる場合の処置
- 暑い環境で体調不良の症状がみられたら、すぐに作業を中断しましょう。熱中症には特徴的な症状がなく、「暑い環境での体調不良」はすべて熱中症の可能性があります。
- 応急処置を行いましょう。涼しい環境へ避難しましょう。服をゆるめて風通しをよくしましょう。水をかけたり、扇いだりして体を冷やしましょう。水分・塩分を補給しましょう。
- 病院で手当を受けましょう。意識がない場合、自力で水が飲めない場合、応急処置を行っても症状がよくならない場合は、すぐに病院で手当を受けるようにしてください。
関連ファイル
【パンフレット】農作業中の熱中症を予防しましょう!![PDFファイル/587KB]
関連リンク
- 熱中症予防声かけプロジェクト<外部リンク>
- 熱中症対策(農林水産省ホームページ)<外部リンク>
中原棚田(笠池ケ原)がつなぐ棚田遺産(ポスト棚田百選)に選定されました!
農林水産省では、棚田地域の振興に関する取組を積極的に評価し、国民の皆さまに、棚田地域の活性化や棚田の有する多面的な機能に対するより一層のご理解とご協力をいただくことを目的として、優良な棚田を選定する「つなぐ棚田遺産~ふるさとの誇りを未来へ~」を実施しています。
このたび、津幡町から中原棚田(笠池ケ原)を推薦したところ、令和4年2月14日(月曜日)に開催された「つなぐ棚田遺産選定委員会」において、「つなぐ棚田遺産~ふるさとの誇りを未来へ~」にふさわしい棚田に選定されましたのでお知らせします。
※現在、棚田付近の溜池が被災しており、棚田への農道を通行止めとしております。ご了承ください。
関連リンク
「つなぐ棚田遺産~ふるさとの誇りを未来へ~」の実施について(農林水産省ホームページ)<外部リンク>
農作業安全対策
春は田おこし等のため、秋は稲刈り等のために農作業機械を使用する機械が増えます。
乗用型トラクター等の農業機械の転落・転倒による死亡事故が多く発生していることから、トラクターを使用する際は、事前のほ場・進入路の確認や、走行中の転落・転倒、修理・点検時の事故等に十分注意し作業しましょう。
そして、事故を未然に防ぐためには、身近な人からの声かけも効果的です。
「トラクターに乗るときは安全フレームを立てて、シートベルトを忘れずにしようね」など、家族や近所の人同士声を掛けあいましょう。
農作業事故は、農業に携わる方なら、いつでも、だれにでも起こりえる事故です。事故防止に向けて一人ひとりが気を付けましょう!
関連リンク
農作業安全対策(農林水産省ホームページ)<外部リンク>
農業機械を使用するときは周囲に配慮しましょう
乾燥機や籾すり機を使用するときは、もみ穀や粉じんが近隣の住宅などに飛散しないよう飛散防止対策を講じたり、夜間の機械の稼働を控えるなど、周囲へのご配慮をお願いします。
刈払機(草刈機)による事故に注意しましょう!
人力で行うと重労働である草刈りを動力で行うことができる刈払機(草刈機)は、便利で身近な農機具です。しかし、高速で回転する刈刃が露出しているため、十分安全に留意して使用しないと大変危険です。
刈刃への接触や巻き込まれによる事故が半数以上を占め、手指の切断などの重大な事故が発生しています。
刈払機を使用する際には、以下の点に注意しましょう。
- 刈払機を使用する前には必ず取扱説明書を読みましょう。
- 作業に適した服装、装備で行いましょう。
- 作業前に各部の点検をしましょう。特に刈刃、飛散保護カバー、肩掛けバンドやハンドルは正しく装着しましょう。
- 作業をする際は、地面の異物を除去し、15m以内に人がいないことを確認してから開始しましょう。
- 回転する刈刃が障害物や地面に当たって跳ね返るキックバックに注意しましょう。
- 刈刃に巻き付いた草や異物を取り除く際は、必ずエンジンを止めてから行いましょう。
- 農協及び販売店等が実施する刈払機の使用講習会を受講しましょう。
関連ファイル
- (報道発表資料)刈払機(草刈機)の作業中の事故に注意![PDFファイル/3.82MB]
- (農作業中の草刈りに関する啓発チラシ)SERIES安全対策・これだけは[PDFファイル/520KB]
- 刈払機の適正な使用を![PDFファイル/301KB]
- 傾斜地の草刈り作業での転落[PDFファイル/296KB]
関連リンク
- 刈払機(草刈機)の作業中の事故に注意!((独)国民生活センターHP)<外部リンク>
- 刈払機(草刈機)による事故に注意しましょう!(消費者庁HP)<外部リンク>
- 刈払機の正しい使い方((一社)日本農業機械工業会HP)<外部リンク>