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Interview

株式会社ナブラ・ゼロ

#01株式会社ナブラ・ゼロ環境の良さと便利さ、そして人の温かさに驚き

[代表] 小島誠一郎さん
[住所] 河北郡津幡町庄リ87-1 庄の里Ⅱ102
[設立] 2008年6月4日
[従業員] 3名

[活用制度]
津幡町産業創出支援事業補助金
(SOHO支援事業)

ナブラ・ゼロは、主に防災・減災に関わるシステム開発企業として2008年に設立されました。
緑の多い環境を求めて2013年に津幡町に事務所を移転し、現在は津幡町の活性化事業にも積極的に関わっています。

Q.株式会社ナブラ・ゼロはどんな会社ですか?

まこも

津幡町特産のマコモは水田で栽培するイネ科の植物で、マコモダケと呼ばれる茎の下部分は食物繊維が豊富でくせのない味が特徴です。

防災・減災といった分野におけるシステム開発を行っています。具体的には、GIS(地理情報システム)などを用いて地域の情報を見える化し、防災や減災に役立てるシステム作りを得意としています。ナブラ・ゼロは2008年に設立しましたが、私はそれ以前から防災関係のシステム作りや役所の防災マニュアルづくりに関わっていました。2011年の東日本大震災では、国の研究機関である国立研究開発法人防災科学技術研究所と一緒に、役場が津波で流され機能していなかった市町のり災証明書の発行などに関わるシステム開発も行いました。

他にも津幡町特産のマコモをPRするための協議会の事務局を運営するなど、まちづくり活動も積極的に行っています。協議会では役場や農協、農家の方々と共に会合を行い、パンフレットを制作するなどして情報発信に努めています。

Q.津幡町に事務所を置いたきっかけはなんですか?

以前は金沢市近郊の住宅街にオフィスを置いていました。しかし、オフィスは密集した住宅地内にあったため、緑の近くで環境のいいところ、かつ交通の便がいい所を常に探していました。その中で見つけたのが現在入っている津幡町の事務所です。こちらの事務所は津幡バイパスの出口が近く、ほとんどのスタッフにとって通勤時間が短くなるというメリットがありました。また24時まで営業している大型スーパーが近くにあり、仕事が夜遅くまでずれ込んだ時にも買い物に行くことができ、とても便利になりました。

環境面に関しても田んぼに囲まれた緑の多い地域なので、仕事で疲れた心を癒してくれます。夏場の夜になるとカエルの声が電話越しにも聞こえるので、相手の声が聞きづらくなるのが難点ですかね(笑)。

Q.津幡町に事務所を移転して良かった点はありますか?

環境の良さや便利さもそうですが、津幡町では人の温かさに助けられました。役場の人から商工会の人まで、新規参入者にもかかわらず丁寧に対応していただき、親身になって相談に乗ってくれます。商工会の方は特にフットワークが軽く、地域を巻き込んだ取り組みを行おうとしているときなどは、取り組みに適用できる補助制度があるかどうか探してくれたり、申請文書作成のサポートをしてくれたり、場合によっては公的機関との相談に同伴してくれることすらあります。他の町ではあまり体験したことがなかったので、とても驚きました。

Q.津幡町に進出しようとしている企業に対して、何かメッセージはありますか?

津幡町は緑が多く、住みやすい環境が残っている町です。大型スーパーやバイパスが整備されていて、日用品であればほぼ町内で済んでしまう、とても便利な町だと思います。これは、社員や社員の家族が住みやすいということを意味しますので、その様な生活の場の近くに会社を設置できるということは、社員だけではなく家族にとっても大きな利点となります。

町役場や商工会の人も親切な人ばかりなので、迷っている方は、まずは一度相談してみてはいかがでしょうか。

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