「火牛の計」にまつわる「牛舞坊」の舞い
毎年9月上旬に、津幡町河合谷の御山神社の秋祭りで獅子舞競演が披露されます。
加賀獅子の流れを汲む下河合区報徳会の「にらみ獅子」、獅子と棒振りが一体となって踊るように舞う、越中獅子の流れを汲む上河合区塵積会の「踊り獅子」、木窪区御滝会の「雄獅子」の競演が祭りを盛り上げます。
各地区の獅子舞の他、上河合区だけに伝わる「牛舞坊(うっしゃいぼう)」が、にわか獅子として飛び入りで参加し、共演します。牛舞坊は1183(寿永2)年の倶利伽羅源平合戦で、義仲率いる源氏軍を勝利に導いたとされる「火牛の計」のために徴用された牛の供養が起源といわれています。農具の「箕み」を牛頭にみたて、胴体には獅子舞用の蚊かや帳を用いて棒振りとともに舞い踊る姿は必見です。
同地区上河合の河合谷ふれあいセンター「祭事の館」では、獅子頭や神輿などの祭具が常設されており、来館者はいつでも見学(入場無料)することができます。
所在地 | 河合谷ふれあいセンター |
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お問い合わせ先 | 河合谷ふれあいセンター |
電話番号 | 076-287-1001 |
ホームページ | 津幡町観光ボランティアガイド「つばたふるさと探偵団」ブログ「河合谷 獅子舞と牛舞坊」 http://tsubatakankou.blog.fc2.com/blog-entry-19.html |
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