「加賀藩たかくら」店内
津幡町役場前に、創業1907(明治40)年の和菓子の老舗「加賀藩たかくら」があります。たかくら発祥の地は、かつての宿場町、津幡宿だったおやど商店街の一角にありました。
創業当時から、饅頭(まんじゅう)や落雁(らくがん)など季節の和菓子を製造販売してきました。中でも、たかくら2代目が考案した「つばた最中」は、餅と粒あんが中に入った絶品の最中です。同3代目による代表銘菓「加賀藩」は、たかくらの歴史そのもので、100年の伝統ある味を守り続けています。同じく3代目が考案した「千寿大福(せんじゅだいふく)」は発売以来、変わらない味で親しまれている人気商品です。
現当主4代目は、伝統文化とも言える和菓子を次世代に継承していきたいという思いから、和に洋を盛り込んだ菓子「ぽっ」を考案しました。子どもたちが和菓子を通して、日本の四季を目で見て、舌で味わい、季節感を感じることができるような和菓子作りにも力を入れています。全菓連理事長賞で大賞を受賞した「旨石(うまいし)は、地元の加賀野菜を使った銘菓です。
同店では、津幡町特産「おまん小豆」を使った「おまん小豆アイス」を販売しています。同町倶利伽羅地区北横根区に残る「おまん伝説」ゆかりの「おまん小豆」は、老化防止に効くポリフェノールを豊富に含んでいます。同店の協力で、小豆で町おこしを目指す「おまん小豆の会」が開発、商品化しました。
事前にご連絡いただければ、工場見学が可能です。
所在地 | 〒929-0325 石川県河北郡津幡町字加賀爪ニ54 |
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お問い合わせ先 | 加賀藩たかくら |
電話番号 | 076-289-2030 |
ホームページ | http://www.kagahan.com |
アクセス | IR津幡駅から「津幡駅前」交差点を曲がらずに直進し、「中条小学校前」交差点を右折します。そのまま直進すると、左手に見える「津幡町役場」の前に「加賀藩たかくら」があります。 |