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ため池ハザードマップ

ー 目次 ー

ため池とは

  ため池とは、降水量が少なく、流域の大きな河川に恵まれない地域などで、農業用水を確保するために水を貯え取水ができるよう、人工的に造成された池のことです。農業用水の確保だけでなく、生物の生息・生育の場所の保全、地域の憩いの場の提供など、多面的な機能を有しています。

  また、降雨時には雨水を一時的にためる洪水調整や土砂流出の防止などの役割を持つほか、地域の言い伝えや祭りなどの文化・伝統の発祥となっているものもあります。

ため池ハザードマップ(避難地図)について

  近年、局地的な大雨や大規模な地震の発生などにより、ため池の被害が各地で発生しています。ため池が決壊した場合に迅速かつ安全に避難するための参考資料として、ため池決壊による被害を予測し、地図化したものが「ため池ハザードマップ」です。

  ハザードマップは、あくまで被害を想定したものであり、実際の災害による被害は、想定を上回る可能性があることに留意する必要があります。日頃から浸水想定区域や避難経路を確認するなどして、迅速な避難行動を行えるよう心がけましょう。

  ため池の決壊時には、ほかの災害も重なる可能性がありますので、家庭や地域で防災・減災を考える際には、防災マップや洪水避難地図、土砂災害避難地図を併せて活用してください。

※下記のリンクに各種防災情報、ハザードマップ等が掲載されています。

地元・土地改良区のため池管理者へのお願い

 地元・土地改良区のため池管理者は、台風等により、豪雨が予想された場合は、降雨前にため池の水位を下げる等危険な状態にならないよう対処するとともに、草刈り等の維持管理に努めてください。
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