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地球温暖化とは

 地球温暖化とは、二酸化炭素などの温室効果ガスが原因で地球の平均気温が上昇するという深刻な地球環境問題の1つです。
  「温暖化」というところから、ただ「暖かくなる・暑くなる」というイメージが強く、「暑くなって氷が溶けて海面が上昇する」といったことがよくクローズアップされます。しかし実際にはそれだけではなく、降雨や気象変化パターンの変化や、異常気象の頻度が上がるなど、深刻な気候変動への影響が懸念されています。
  日本においても近年、気候状態の変化やゲリラ豪雨などの異常気象の増加などを感じている方も多いのではないでしょうか。


地球温暖化の主な原因

  • 発電に伴う石炭、重油の燃焼による二酸化炭素の排出
  • 車などのエンジンから排出される二酸化炭素、窒素酸化物等の増加
  • 工業生産等に伴って出される排ガスによる二酸化炭素の増加
  • 森林伐採等による二酸化炭素を消費する森林の減少
  • 火山活動や生物の呼吸など自然的な原因による二酸化炭素の増加    など


私たちにできること

 日本における温室効果ガスの排出は、その大半が産業活動に起因しているため、これまで産業界に対する徹底した省エネやエネルギー転換が進められてきました。そのため近年産業部門においては、温室効果ガス排出量はほぼ横ばいの状況が続いています。一方業務(事業者や家庭)部門においては増加傾向にあります。したがって地球温暖化を防止するためには、私たちのライフスタイルを変えることが必要不可欠となります。
  できるだけ不要なものを買わず、大事に物を使い、再利用やリサイクルを心がけることはとても重要なことです。また、節電をしたり、外出時の車利用を自転車や公共交通機関に切り替えたりする努力も必要です。つまり、日々の生活の中でできる限り資源・エネルギーの無駄遣いをなくし、再利用やリサイクルを推進していくことが、循環型社会を構築し、地球温暖化を防止する基本となります。

第3期津幡町地球温暖化防止実行計画(事務事業編)
 津幡町が行う事業はその分野が広範囲にわたっていること、また、本庁舎、公立病院、文化会館、上下水道事業、小中学校、公立認定こども園など数多くの施設を保有し、その利用形態も多岐にわたっていることが特徴で、私たちが事業を実施したり、施設を使用したりするときには、多くの資源やエネルギーが消費されています。 
 第3期津幡町地球温暖化防止実行計画(事務事業編)は、地球温暖化対策の推進に関する法律第 21 条第1項に基づき策定が義務付けられている「地方公共団体実行計画(事務事業編)」として2021年8月に策定したもので、世界共通の課題である地球温暖化問題に対し、津幡町が一事業所として実施している事務及び事業に関し、省エネルギー・省資源に関する取組を推進し、温室効果ガスの排出量削減に努めるとともに、自ら率先的な取組を行うことにより、津幡町の事業者・町民の模範となることを目的としています。 
 なお本事務事業編は2023年3月の区域施策編策定に合わせ、一部改訂しました。
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